満身創痍の「招き猫持ち童子」です。
台所洗剤を使って歯ブラシでゴシゴシこすってみましたが、白くなりません。ではと、キッチン用漂白剤のお風呂に入ってもらいましたが、
全く効き目はありませんでした。
紙やすりをかけて、もう一度窯に入れて高温で焼きなおせば、たぶんきれいに完治するかもしれませんが、そんな手間をかける予定はないので、このまま過ごしてもらうよりほかありません。
子どもに、ガチャガチャと乱暴に遊ばれて、傷だらけになったのでしょうか?
猫の顔も定かではありませんが、首紐はかわゆく残っています。
2 件のコメント:
誰もが愛する綺麗な物だけでなく、汚れや疵のあるものも暖かく慈しむのは素敵な事ですね。
以前、内藤ルネさんの半磁器人形のコレクションが、
「汚れた顔の天使たち」というタイトルで特集されていたことがありましたが
この童子も時空を超えて来た天使のように見えます。
完品の猫抱きお福さんも、可憐で素晴らしいですね!
茶々丸さん
ありがとうございます。
招き猫を掲げているとなれば、そいて値段も妥当なら見過ごすわけにいきません。童子も汚れてはいるけれど、かわいい顔をしています。
それにしても、戦後の招き猫は大衆食堂の飾りでしたが、戦前の招き猫は人々にとってどんな位置にいたのか?バラエティーに富んだ猫たちを見れば見るほど、よくわからなくなります(笑)。
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