石岡駅の西口商店街は、車社会になる前は栄えたようですが、今はさびれています。
昔の栄華をしのばせる建物も残っているし、早いうちに表通りの送電線を地下に埋めるなどの対策は取ったようですが、それぞれの店にプライドがあり、地域全体の構想というものはなさそうで、魅力ある商店街にはなっていません。
石岡はかつて、近隣の産物の絹や葉タバコの集積地として栄えました。このような昔栄えたけれど、今は特別な役割がなくなった商店街は、どう生き残れるのでしょう?
一時、木造家屋の正面(ファサード)だけを装飾した建物が、看板建築と名づけられてもてはやされましたが、中身と一体になって初めて魅力を発揮するもの、外見だけでは人を呼ぶことはできません。
まっすぐな通りは車が通り抜けるだけ、人影はほとんどありません。
商店街が再生するのは、観光客相手にテーマパーク化するのではなく、地元に愛される商店を取り戻すことだと思うのですが、広い駐車場があり、何でもそろうスーパーマーケット(1枚目の写真の右奥にもある)には太刀打ちできず、なかなか難しいことでしょう。
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