ずっと生協のきび砂糖を使っていましたが、入っているビニール袋にくっつきすぎなのが気になっていました。
そうさらさらしていて欲しいわけでもありませんが、使い切るときに袋にたくさんの砂糖が残ってしまって、しかも取れないというのが、ケチな私としては、つい気になってしまっていたのです。
生協ではときどき、北海道産の甜菜糖(てんさいとう)も売っています。昨年北海道に行ったとき、甜菜糖の工場の脇を通り、以前より甜菜糖に親しみを持っているし、何度も使ってはいますが、これまできび砂糖に慣れ親しんできたからか、なんとなく甜菜糖は特別で、普段使いはきび砂糖という気持ちになってしまいます。
そこで、いい砂糖はないかと、ネットでたどり着いたのが、「大地を守る会」のきび砂糖でした。かつては、reiさんのように会員にならないと購入することができませんでしたが、いまではネットで簡単に購入できます。
砂糖は免疫力を低下させるとか、肥満につながるとか言われて、わりと目の敵にされていますが、それは白砂糖のことです。精製の過程で化学物質を使うことが、よくないのです。
また、化学肥料を使って(化学肥料を使う栽培ではもちろん農薬も使っているのですが)栽培すれば、野菜は何でも大きくなって量が増えます。しかし、野菜の本来持つビタミンやミネラルは増量されないで、化学物質に汚染された水分が増えるだけなのです。
マスコバド糖は、さとうきびの絞った液を煮詰めてつくります。最初は水のようですが、煮詰まるとだんだんドロっとしてきます。暑い中、時間がかかるのですが、手を休めずになおもかき混ぜていると、突然サラサラの粉状になります。
ところが、化学肥料を使って育てたさとうきびは、煮詰めても煮詰めても、さらさらと固まらず、マスコバド糖にはならないのです。
これほど明白で安全な砂糖はないのですが、何度か使ったことがあるのだけど、値段が高いので、なかなか普段使いできません。
市販のお菓子はほとんど白砂糖を使っていますし、ケーキなどは家庭でつくるとしても白砂糖やグラニュー糖でしかつくれないものもあるようです。避けたいと思っていながら、いまも隣で、夫が、
「お菓子買ってこようか?」
とささやいています。
4 件のコメント:
砂糖にそんなにいろいろ・・・奥深いですね。
りんごの季節になってきたので、リンゴのお菓子が作りたくなるので、ちょっとお砂糖を変えてみようかな。
先生、お菓子好きですよね・・・。
いつも、体も頭脳もフル回転ですもんね。
テレビで見たんですが、イタリアには、「Dolce far niente」何もしない喜びっていうのがあるらしいです。
先生の辞書にはないですよね?
akemifさん
そうそう、血糖値が高いのにお菓子好き、穀物を食べるとインシュリンがドバっと出るので、食べない(ふり)でいて、アイス、お団子、クッキーなどは何ともないと思いこんでいます(笑)。
リンゴの季節になってきましたか?リンゴのお菓子は美味しいですよね。昔はジャムは砂糖同量と思っていましたが今は半量、それでも十分美味しいです。
喜界島の砂糖も美味しいです(^^♪
えっ、けっこうぼーっと寝てますよ(笑)。
わーい!いつも使っている砂糖です。大地の会ではこれ以外にも「種子島育ちのさとうきび粗糖」「北海道産てんさい含蜜糖」「伊江島産粉黒糖」などを扱っています。購入するのはいつもこのさとうきび粗糖ですが。
お菓子作りのレシピでは、殆どグラニュー糖が指定されますね。さとうきび糖じゃダメかしらと思いながらも出来上がりを優先して指示通りにしてしまいます。和菓子の場合は、きび糖や三温糖でも可の場合が多いですが。いずれにしても、自分でお菓子を作る度に、こんなに砂糖を使うのだ(特にあんこ)と改めて知らされ(笑)ます。
reiさん
大地の砂糖をしばらく使っていますが、使い勝手がいいし、美味しいです。黒糖は生協でも扱っていますが、買うと使わないで食べちゃいます(笑)。
お菓子は、つくってみるとお砂糖の量に、びっくりしますね。市販のお菓子やアイスはどんだけ砂糖を使ってるのかと思ってしまいます。
今はほとんどお菓子をつくりませんがつくるときも、グラニュー糖の要るアイシングのかかっていないお菓子などしかつくらないし、色が悪いのも気にしていません。グラニュー糖、白砂糖、粉砂糖などを使えば、きっと、もっとふんわりおいしくできたりするのでしょうね。
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