古い友人が遊びに来ました。風呂敷に包んだ、長くて大きなものを持っているので、なんだろうと思っていたら、竹に巻いた、バリの布絵でした。
長島夫妻は、シンガポールで2年暮らしたあと、帰途、インドネシアのジャワ島とバリ島を訪問しました。バリで、ナーガの絵を見かけ、気に入って、描いていた老人から買ったそうです。1971年のことでした。双子を含む幼児を4人も連れていたのに、ナーガの絵を大事に抱えて、持って帰ったそうです。
ナーガは蛇神ですが、「長島」と「ナーガ」を重ね合わせて大切にしてきました。
でも、自宅の一部をシネマとして開放したりして、絵を飾る場所がなくなったので、我が家には飾れるかなと、新築祝いに持って来てくれたのでした。
これまで、寝室の出窓の壁には、エチオピアの筬と、コートジボワールの太鼓を飾って、バンバラのチワラの背景としていたのですが、筬と太鼓をはずして、ナーガを飾ってみました。
ちょうどぴったり入る大きさでした。
はっきり見えませんが、中ほど、W字形に白いのがナーガで、首は右上にあります。ナーガの下は亀にも見えますが、ワニにも見えます。神話の世界が描かれていて、すてきな布絵でした。
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