2011年11月26日土曜日

石今昔

先日、コンクリート打ちした斜路の真ん中に石段をつくるため、山越えをして、石の町真壁に、平らな石を買いに行ってきました。



三月の地震直後には、どこの石屋さんの庭先にも、首が取れたり、倒れたりした、痛ましい姿の観音さまやお地蔵さまたちが転がり、瓦礫となった首や手が山積みにされていました。
八ヶ月たったいまでは、瓦礫はすっかり片づけられ、前より数は少ないかなと思うものの、新しく運び込まれた石像たちが、「真壁風景」をつくっていました。




それにしても、こんな大きな石像は、誰が買って、どんなところに置くのでしょう。度肝を抜かれるような石の彫刻たちが、ずらりと並んでいます。
これらは、いまではすべて中国でつくられています。




八郷には、ちょっと昔の石屋さんの仕事が、辻々に立っています。
お地蔵さまや土地神の祠だけでなく、「軍馬供養塔」、「馬頭観音」、「二十三夜供養塔」など、いろいろあります。




それにしても、これはどうしたのでしょう?
「二十三夜供養塔」がすっかり埋まってしまったにしては、のどかに立っています。




さて、軽トラックに十枚(限界)積んできた石は、石段になりました。




斜路と、石段の間には、先日、どくだみと芝を取り除くために掘り返した、タマリュウの残りを植えました。



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