2016年2月21日日曜日
バター・ミル
バター入れは二つ持っています。
一つは三谷龍二さん、一つは東屋の猿山修さん。どちらも、日本を代表する木工作家の作品というわけです。
ずっと三谷さんのを使っていましたが、発想の逆転につられて、お皿が平らで蓋が深い東屋のバター入れを買ったのは、そう昔のことじゃありませんでした。
どちらも使う気分は上々、お客があって大勢の朝食のときなどは、両方登場します。
あぁ、それなのに、それなのに、バターの硬さが困るときがあります。薄く削ぐように削り取って、上手にパンに塗ればいいのだけれど、せっかちな夫は、厚い塊のまま切って乗せ、ついついたくさん食べてしまいます。
冷蔵庫に入れさえしなければ、バターを気持ちよく使えるのは、冬の間だけです。
そんなバターは食べにくいと、夫はスーパーに行くことがあると、よく容器入りの柔らかいクリームチーズを買ってきます。
クリームチーズはおいしいし、使いやすいものだから、あっというまになくなります。パンに塗らないで、そのまま食べたりもしています。
つまり、パンに塗り難くても、塗りやすくても、バターやチーズをたくさん食べて、カロリーをたっぷりとってしまうのです。
で、こんなものを買ってしまいました。
中にバターを入れて、削り口の方を下にして回すとバターが削れる、バター・ミルです。
堅いバターを、容器に入る大きさに切って入れ、削り口を下にして回すと、細く削れたバターが出てきます。
温めたパンなら、糸状のバターをナイフで取ってパンに乗せるとすぐ溶けますが、
冷たいパンでも大丈夫です。
使い終わったら、蓋をしてそのまま冷蔵庫に入れておきます。
さて、今のところ使い心地は上々で、楽しく使っていますが、いつまで続くでしょうか?
そう頻繁に洗わなくてもいいのですが、つまづくとしたら、洗うのが面倒になったときでしょう。バターを入れたままで、何度も使っていると、削り口のあたりが、ちょっとべとべとしてきます。
モハ・プレスト・バターミル・イノックスという、スイスの商品です。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
2 件のコメント:
月猫姐さんから情報が入っています。
昭ちゃん
了解!
コメントを投稿