2016年2月17日水曜日

折り紙の独楽

家の進捗具合を見に、SBくんと子どもたちがやってきました。
「飛行機つくりたいんだけど、紙がある?広告の紙でもいいよ」
と、この春に一年生になる、元気なはるちゃん。
折り紙を出したら、飛行機や手裏剣を折りはじめました。
ふと思いついて、二年生のはなちゃんに、
「ねぇ、独楽がつくれる?」
と、訊いてみました。

以前、孫のはなちゃんが、独楽の折り方を教えてくれたのですが、できたものを持って帰るのを忘れてしまったことがありました。
忘れないうちにと、すぐに折ってみたのですが、どうしてもできなかったのです。
「知ってるよ」
「折り紙三枚使う独楽だよ」
「うん」

そうか、独楽の折り方は孫のはなちゃんの保育園だけでなく、世間に広く知れ渡っていたのです。


はなちゃんは、迷わずすいすいと折ります。


それを見ながら、私も折ってみます。
「最初のは三角じゃなくて、四角く折るんだったのか」
「うん」
そこでつまづいていたのです。


はなちゃんの独楽ができあがりました。


私の独楽もできあがりました。
はなちゃんが回し比べをしてみましたが、同じくらいよく回ります。
「あっ、周りにピンクが見えた」
「不思議よね」
回っているときに、ないはずの色が見えたりします。


「折り紙の裏が見えているところがあるじゃない。一枚目だけ裏表合わせて二枚で折ったら、裏が見えなくなるよね」
というわけで、一番外側だけ、折り紙を二枚重ねて折ってみることにしました。


「えぇぇ、選んだのがおんなじ色になっちゃった」
「なんだ、裏表の使い方もおんなじになっちゃった」
色が混じっている折り紙の束から二枚一度に、適当に抜いて、適当に折りはじめたら、二人とも同じ色の組み合わせでした。

「あっ、はなちゃん。もうそんなにできてる」
一緒に折ったので、早さを競う気持ちが出てきて、本当はもっときれいに折れるのに、はなちゃんの独楽は、ちょっと雑になってしまいました。
もちろん、はなちゃんの方が早く折れました。


はるちゃんと、三歳のしんぺいちゃん男の子二人は、飛行機を飛ばしたり、手裏剣を投げたりして遊んでいました。
紙飛行機も手裏剣もいいけれど、やっぱり独楽がいい。
とにかく、どれもとってもよく回るのが、嬉しいところです。 








2 件のコメント:

hiyoco さんのコメント...

私が子供の頃にはこの独楽をみたことはありませんが、今では定番のようですね。イベントなんかで配られて息子は嬉しそうによく持って帰ってきました。女の子は器用ですね!
春さんの周りには「はな」とか「はる」とか春のような名前がいっぱいですね。ま、うちの子も「はる」です~。

さんのコメント...

hiyocoさん
定番ですか。独楽はきれいだし、遊べるし、なかなかいい折り紙ですね。紙風船もよくできているけれど、あれで遊ぶのは苦労します。
はなちゃんもはるちゃんもとってもおしゃれな字だったと思いますが、覚えていません。田舎の子どもたちは、みんな親の目など気にせずに遊びますが、中でもはるちゃんは飛び切りの自然児で、私たち夫婦のお気に入りです(笑)。保育園は行くのは途中でよしましたが、小学校は「行ってみて、まあ面白かったら行く」そうです。
hiyocoさんちも息子ちゃんもはるちゃんなんだ。春一番も吹いたし、もうすぐ春ですね。