2016年7月17日日曜日

どこから来たの?


湿気る納屋にでも仕舞われていたのか、絵の具が膠とともに浮いたり剥げたりしている、古い土人形の招き猫です。
耳が尖っていますが、耳が大きくて尖った猫は三河以外にも存在しているので、三河地方の猫と断定することはできません。


鼻から口にかけて突き出ていて、これは三河に多い形ですが、他のところにもあります。


型のつなぎ目が、テープを貼ったようにはがれているのは、どうしたことでしょう?


自然にはがれたものでしょうか?


それにしては不自然にはがれています。
カッターのようなもので二本の線を入れたとして、こんなにきれいにはがれるかどうか疑問です。
何があったんでしょう?


何より不思議なのは、その前垂れです。
三河の猫は、首輪はしていますが、前垂れをつけていません。しかも、真ん中で割れている前垂れをして、鈴を横につけている招き猫は、他に見たことがありません。
「あなた、いったいどこから来たの?」
 

「そーんなこと、わたし、知りませんよ」







5 件のコメント:

昭ちゃん さんのコメント...

  春さーんおっしゃる通り朝ドラは脳トレに最高ですね、
朝から笑の連続です。
招き猫のミステリーも分かったらいいなー
和紙に文字ですか、
四畳半襖の下張りみたい(笑い)

さんのコメント...

昭ちゃん
どこの猫かわかりましたよ(^^♪昭ちゃんのコメントと入れ違いにUPしました。
こんな情報をくれる二十代の若者がいることを思うと、次世代も明るいと、希望を持ってしまいます。

NANA さんのコメント...

こんにちは。僕も同じ猫を持っていますが、同様にテープ剥がれがあります。僕のはまだ浮いた状態で完全に剥がれてなかったので、接着剤で補修しました。
壁のクロス屋さんもボード繋ぎ目をテープ貼りしたりするので、同じような意味合いがあるのでしょうか。

さんのコメント...

NANAさん
初めまして。インスタグラム見せていただきました。招き猫がお好きなのですね(^^♪。嬉しいです。この次の日の記事(http://koharu2009.blogspot.jp/2016/07/blog-post_18.html)は見ていただけましたか?
やはり若い男性のtopcatさん(彼は何故かコメントできなくなって、fbに連絡くれました)が、繋ぎ目補強のために紙を細く切って貼っていたものが剥がれたのではないかと教えてくれました。NANAさんと同じご意見です。そこで手持ちの郷土玩具招き猫本を見直したら似たのが載っていて、コメントだけにとどめるのはもったいないので一つの記事にしたものです。
これからもちょくちょく覗いてくださいね。

さんのコメント...

NANAさん
追伸。あれからじっくりインスタグラム見せていただきました。招き猫好きの友人はいないので(topcatさんは狐好き)、とってもエキサイトしました。とくに瀬戸の色絵ものがお好きなのですね。私も大好き。「また買っちゃった」というくだりを読んで、笑っちゃいました。私もそうやって買った招き猫が目の前にいて、UPすると出所も知れちゃうので、「どうしたもんじゃろのう」と悩んでいるところです。
NANAさんのところには、いろいろな前垂れの猫がいますね。本当に磁器人形は似ているようで個性があって、みんな欲しくなってしまいます(笑)。