2022年11月23日水曜日

おっとりした猫


どこでつくられた招き猫かはっきりしませんが、質感や絵つけの感じから京都の猫ではないかと思います。

郷土玩具/招き猫十八番より

これが京都の典型的な(?)招き猫です。お顔の描き方が、上の写真の猫とちょっと似ています。
私が生まれて初めて買った招き猫は、これに似た京都の黒い招き猫でしたが、1980年代の地震で失われてしまいました。


京都の招き猫も、近年のものは生地をドロドロに溶かして型に流し込んでつくってありますが、これは型に粘土を押しつけて形づくってあるので、そこそこ昔につくられたものと思われます。


丸い顔がかわいらしく、縮緬を使った綿入りの首輪がよく似合っています。


見るとほのぼのする猫で、


後ろ姿もなかなかのものです。
底を比べてみるために、我が家の生息している京都の猫を探してみたら、思ったよりたくさん棲息していました。


どれも布や紐の前垂れや首輪をつけています。
京都には、ほかには清水あたりで売っている豆人形の招き猫がいます。


そして、この2匹も京都の猫だと思っていましたが、首輪が描かれたものなので、もしかしたら別の場所のものかもしれません。





 

5 件のコメント:

rei さんのコメント...

なんて優しくて可愛い猫なのでしょう!心穏やかにしてくれそうで、いつも横に居て欲しいです。

karat さんのコメント...

ほんとうにおっとりして可愛い猫ですね。
「さよか…、せやけどな…」と優しく言ってくれるような。本当に隣に居てほしいです。
目が大きくなくて怖くないのがいいのかも。

karat さんのコメント...

こないだの九谷焼の猫もちょっとタヌキっぽくて(失礼(^^;))かわいかったですけど。

さんのコメント...

reiさん
可愛いでしょう?
こんな猫をつくれる人って、きっと優しい人だと思います(^^♪

さんのコメント...

karatさん
はんなりしているでしょう?首輪がまたとっても似合っていて、可愛いです(^^♪

九谷の猫といえば思い出すのが、つくばにあった眼鏡屋さんの猫です。30㎝くらいのが2匹、どちらも素晴らしい出来で、めがねやさんの看板猫でした。ところが、私の京都の黒猫が割れた地震(1987年か90年)で大惨事が起こり、招き猫だけでなくご自慢の九谷の大皿がほとんど割れてしまって、可愛そうでした。
あの頃まで、茨城県は大きな地震をあまり経験したことがない県だったようです。
うちの九谷には「たぬちゃん」という名前をつけておきます(笑)。