猫とストーブ

急に冬になってきました。
我が家はOMソーラーシステムを使っていて、屋根の上のガラス箱の中で暖まった空気を床下に送り、コンクリートの蓄熱板で蓄熱しているので、お天気さえよければ暖房しないでも室内はそこそこ暖かいのですが、曇りや雨だとソーラーシステムが働かず、床下に蓄えていた熱も次第に冷えてきて、暖房が欲しくなります。

というわけで、今季２度目のストーブを焚きました。
前回は、猫たちはあまり近寄らなかったのですが、２回目はマルがすぐに寄ってきて、遠巻きにしていたタマも寄ってきました。

好奇心の旺盛な彼らのこと、無神経にさわって火傷したらたいへんです。
お風呂も、入っていると毎日やってきます。しかもじっとしないで縁を歩き回って、のぞき込んだり、お湯を飲んだりちょろちょろします。タマは風呂桶の中に２度落ちて、マルは１度落ちたのですが、それでも懲りません。
歴代の猫、ミャオ、トラに次いで、マル（タマはそうでもない）もお湯を飲むのが大好きです。

お風呂に落ちて濡れたなら、ただ拭けばいいのですが、ストーブでの火傷はそうはいきません。
しばらく見ていましたが、いつまでも見ているわけにいかず、ストーブの回りも最初はあまり熱くないので、放っておきました。中に耐火煉瓦が入っているので、飛び乗らなかったら、周りはちょっと触ったくらいなら、火傷もしないでしょう。
しばらくして見ると、手を出してみたのか、あるいは熱いとわかったのか慣れていました。

降ったりやんだりしていた小雨が日没前にやっと止み、短い時間でしたが陽がさしました。

夜にはタマ・マルはストーブにすっかり馴染んで、ずっとくつろいでいました。