2010年5月25日火曜日
イギリスのブリキ缶
家をつくるなら、食品庫が欲しいと思っていました。
台所の隣には、夫が納戸として設計した部屋がありましたので、その片面を利用して、あまり奥行きの深くない棚をつくって、食品庫にしました。
家ができるまで住んでいた仮設小屋では、台所のスペースが限られていたので、麺類、買い置きの調味料、お米、お酒、お菓子などなど、あちこちに分散していました。それらを同じ場所にまとめたのですから、使い勝手がよくて、満足しています。
食品庫の収納容器は、ブリキ、ガラス、ホウロウ、それにプラスティックの密封容器など、さまざまです。
中には、いくつかの、イギリスの古いブリキ缶もあります。
緑の缶は、見た目はちょっとでこぼこしていますが、しっかりしています。
その時々によって、いろいろ中身は変わりますが、このところずっと、クラッカー入れとして定着しています。
これは、とても分厚いブリキ缶です。同じようなものをネットで見たことがあるのですが、どうも、19世紀に、イギリスの軍隊で使われていたもののようです。
この缶には、夫が飲んでいるせんじ薬が入っています。
突発性難聴にかかって、お医者さんからは、入院してステロイドの点滴で治そうと言われたのですが断り、漢方のせんじ薬とミミズ の粉薬を飲み、毎日丸い石を踏んで腎臓を刺激する方法を選んで治療中です。
低音と高音は戻ったのですが、中音がまだのようです。
可愛い猫のついた、お菓子の空き缶、これは食品庫ではなく、居間に飾っています。
中には刺し子の糸が入っています。
刺し子の材料は十分、織物をするための麻糸も、羊毛も十分、パッチワーク用の布も十分あります。刺し子糸はたいしたことはありませんが、麻糸や布は、大いに場所塞ぎをしています。でも、使う時間はみつかりそうにありません。
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