2019年8月8日木曜日

ちょっとの間命拾いした葛

山桜に登った葛を切ったのは、一月ほど前でした。


すっかり葉を落として、茎だけが残っていますが、下の方の枝だけではなくて、もっと上の方まで登ろうとしていたことがわかります。

手前の、伸びきったベニカナメの生け垣は、まだ全体が葛で覆われています。


直径が3センチほどの葛を見つけて1本切ってしばらく経つのですが、影響があったのは手前の方の、ごく一部だけでした。
まだ何本かあるに違いありません。
 

「葛はどこ?」
葛もベニカナメもほとんど同じ太さ、下の方ではほかの蔓のように巻きついていないので、なかなか目立ちません。
右の方の木に巻きついているのはスイカズラかアケビか、1年以上前に切ってあるものです。
 

「見つかったぁ!」
左下から右上に登っているのが葛の茎です。
即伐ろうとして、思いとどまりました。
葛には、ところどころに花が咲いています。
お盆のころに訪問客があり、夫がてんぷらを揚げると言っています。葛の花のてんぷらは、ほんのり甘くておいしいものです。
葛の花は下から上へと順番に咲きます。まだ、先の方に蕾がある、天ぷらの材料として間に合うかもしれません。
それまで伐るのは保留することにしました。








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