2024年1月17日水曜日

敷島染


ソメテハゲヌ、敷島染です。
染めて褪せぬじゃないのかしら?


2本買ったのにはわけがあります。1本はばらしてみようというのです。
それにしても、浅黄色って水色のことじゃなかったでしょうか?
もとは箱があったのかどうか、ビンに使用説明書を巻いて、その上に「KOKYU SENRYO」と書いた帯を回し、その上にラベルを貼ってあったので、箱がなくても通用しそうです。


はがすために、水風呂に入れて糊を溶かしました。


説明書には、動物繊維だけでなく植物繊維も染まる、万能染料のように書かれていますが、肝心の「敷島染料製造所」については、東京、大阪とあるだけで、住所が書かれていませんでした。
褪せぬを剥げぬと言っているところは、どこかの方言かもしれない。となると、「東京、大阪」は消費者を安心させるための、単なる常套句かもしれません。


そして、残念なことに、ビンにはエンボス(陽刻)がありませんでした。染料ビンは、たいていはエンボスがあるから面白いのに、珍しいことです。
エンボスがあれば、中身の染料は捨ててビンを楽しむつもりでしたが、中身を捨ててしまうと何のビンだったかわからなくなってしまうので、このままにしておくことにしました。

敷島染は、いったい何ものだったのでしょう?
ちなみに、敷島は狭義では奈良の意味、そして広義では日本の意味でもあります。






 

1 件のコメント:

hiyoco さんのコメント...

これだけ材料が揃っているのに、敷島染の情報が全くないのが不思議です。東京、大阪と手広くやっているのに。蓋の包装がアメリカンなデザインで笑っちゃいました。