おもちゃ骨董のさわださんから鞠猫を手に入れたことで、ちょっと鞠猫づいた私、ヤフーオークションを覗いてみたら、耳が1つ欠けた、車輪も外れやすいという、(したがって)値段も送料も良心的なブリキの鞠猫が目に入りました。鼻が尖っていて目が大きく、目力のある猫でした。
落札して届いてみると、持っている鞠猫たちよっと大きめでした。鞠はブリキではなく木でできています。そして、ピンと伸ばした尻尾を下にさげて手を離すと、前に進みます。
猫には製造国や製造会社などの記載がありませんでしたが、
継ぎ方など見て、なんとなく日本の猫とは違う感じがしました。
そこで、「Tin Toy Cat」で検索してみると、この鞠猫はアメリカのニューヨーク市の Louis Marx & Companyが製造した、レバーアクション式の猫で、ブリキにリトグラフ(石版)印刷したものであることがわかりました。
ルイス・マークス社の鞠猫の写真を見ると、それぞれが微妙に違います。この猫は耳が革でできていて、垂れています。
これも革の耳、ただし、とても大きな耳です。
これはブリキの耳のようですが、尻尾と手の色が私の元に来た猫とは違います。
色違いの猫もいました。
これは犬でしょうか?
耳が大きくて、目は小さく、リボンを結んでいません。1930年代のものということなので、犬ではなく、もしかしたら初期の鞠猫なのかもしれません。
ルイス・マークス社の鞠猫は、つくられた時代によって、いろいろなバリエーションがあるようでした。
落札して届いてみると、持っている鞠猫たちよっと大きめでした。鞠はブリキではなく木でできています。そして、ピンと伸ばした尻尾を下にさげて手を離すと、前に進みます。
猫には製造国や製造会社などの記載がありませんでしたが、
継ぎ方など見て、なんとなく日本の猫とは違う感じがしました。
そこで、「Tin Toy Cat」で検索してみると、この鞠猫はアメリカのニューヨーク市の Louis Marx & Companyが製造した、レバーアクション式の猫で、ブリキにリトグラフ(石版)印刷したものであることがわかりました。
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| Pinterestから借りたので出所不明です |
ルイス・マークス社の鞠猫の写真を見ると、それぞれが微妙に違います。この猫は耳が革でできていて、垂れています。
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| Ruby Laneよりお借りしました |
これも革の耳、ただし、とても大きな耳です。
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| live auctioneersよりお借りしました |
これはブリキの耳のようですが、尻尾と手の色が私の元に来た猫とは違います。
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| ebayよりお借りしました |
色違いの猫もいました。
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| yesage.forumkit.shopからお借りしました |
これは犬でしょうか?
耳が大きくて、目は小さく、リボンを結んでいません。1930年代のものということなので、犬ではなく、もしかしたら初期の鞠猫なのかもしれません。
ルイス・マークス社の鞠猫は、つくられた時代によって、いろいろなバリエーションがあるようでした。
ルイス・マークス社は、1919年にニューヨーク市で設立された玩具メーカーで、主製品は、ブリキに石版印刷したゼンマイ仕掛けのおもちゃでした。
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| Just a car guyからお借りしました |
豪華なニューヨークの街のおもちゃ。ゼンマイを巻くと列車が走り、飛行機が飛びます。
1928年、アメリカは経済の大恐慌に襲われましたが、ルイス・マークス社はその間も好調な売れ行きを続け、1940年から50年にかけて、世界一の玩具メーカーとなって、黄金時代を築きました。
汽車のおもちゃ、「マークス・トレイン」でも名をはせましたが、1972年には経営が悪化して会社を売却、その後転売を重ね、1980年には破産宣告をして、幕を閉じました。
この猫は、1940年代につくられたもののようです。
鞠猫は輸出用が主だったとはいえ、日本の意匠だと思っていましたが、『Wonderland of Toys ブリキおもちゃ① Japanese Tin Toys』(北原照久編、シンコーミュージック、1983年)を見ると、これに掲載されている日本製のブリキの鞠猫は、すべて1950年代につくられたものでした。
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| 鞠猫は単純なゼンマイのおもちゃなので写真だけで解説はありませんでした |
ということは戦後、欧米の鞠猫を真似て、戦後、日本でもつくりはじめたのだったのかもしれません。












2 件のコメント:
またかわいい猫ちゃんが仲間入りしましたね。
デフォルメの仕方にアメリカらしさが漂います。
アメリカは意外と工芸的、職人的なものづくりをすることも少なくなく共感することも多く感じます。小さく作らず、材料をふんだんに使うことから丈夫で長い寿命を持つことが多く、素朴なデザインと相まって北米らしさが感じられて好きです。
鉋メーカーとして現存するメイン州のLie Nielsen Toolworks(リー・ニールセン)の道具たちは日本の道具とは違うアプローチながら美しく使いやすいので気に入ってますし、ミシガン州のIverson Snowshoes(アイバーソン)のスノーシューはこれからの季節、山の庭を自在に歩くのに欠かせません。
かきつばた
かきつばたさん
形って、いくら似せても、民族グループによって違いが出てしまうのが面白いところですよね(^^♪
確かにアメリカのものづくりも、かつては(今も?)すごかったです。アメリカに住んでいたとき、宿舎の近くにコンクリートで丸い壁の建物をつくっている現場があったのですが、その精度たるやたいしたもので、時間もかけていました。今でも超高層ビルを見ると、すごいですが。
私は鉄のフライパン、フライ返し、ステンレスのボウルなどアメリカの台所道具を使い続けていますが、一生ものどころか100年以上持ちそうです(笑)。
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