2012年5月22日火曜日

クリスマスプディング


今からクリスマスの話は早いでしょうか?
いえいえ、イギリスのクリスマスプディングをつくるなら、早すぎないようです。
クリスマスの数か月前につくったものはまだ味がなじんでないなどと言いますが、私にはよくわかりません。
でも、もうつくってもいいころであることは確かなのです。

クリスマスプディングは、つくるとき六時間ほど蒸して、食べる前に一時間ほど蒸さなくてはなりません。それを考えただけで、二の足を踏んでしまいます。
食べるのはあっというまですから。 


二の足しか踏んでいない私ですが、クリスマスプディング専用の型を持っています。
そして、毎年クリスマスプディングを欠かさずつくっている、逗子に住むイギリス人(ウェールス人)の友人は、「横川の釜めし」の釜でクリスマスプディングをつくっているのですから、笑ってしまいます。


アルミのプディングの型は、中心を外れたところに固定してある留め金を、半径の長い方向に回すと、簡単に蓋が閉まります。


熱いのを、取っ手をつまんで取り出すのも簡単そうですし、何より冷蔵庫の中で長い間保存しておくのに、アルミ箔で蓋をしたものより、ずっと便利そうです。


「今年はクリスマスプディングつくってみるかなぁ」
と一瞬思ってみますが、なかなか重い腰は上がりません。
以前つくっていた、ナッツだくさんの、ほとんど小麦粉の入っていないフルーツケーキさえ、もう長い間つくっていません。あれもおいしかったなぁ。

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