しばらく前におそばを食べに行ったとき、おそば屋さんから、
「今年もKさんの渋柿が欲しいかい?」
と訊かれました。
「木をコテンパンに切っていたけれど、今年も柿は生ったの?」
「あぁ、小さい木にはいっぱい生っているよ」
「欲しい!」
と私が言ったのと、
「今年はいらない」
と夫が言ったのが同時でした。
「いま忙しいし、おれはやらないよ」
確かにいろいろ予定も詰まっていますが、せっかくのおいしい干し柿をあきらめるというわけにはいきません。
できれば11月、早くとも10月末までは干したくないので、頃合いをはかっていて、今朝いただきに行きました。
通りからも見える、こぼれ種から生えたとみられる小さい木には、確かに鈴なりですが、小さい、小さい。指の先ほど干し柿ができそうです。
大きな木の柿は立派ですが、まばらです。
そして、もう1本の大きな木には、今年は一つも生っていません。
Kさんの家には大小2つの梯子が用意されていますが、今年は私一人、小さい梯子を動かすので精いっぱいです。そして、この梯子だと一番低い枝になっている柿しか採ることができません。
コンテナを6個も用意して行きましたが、3つで十分足りました。
右が大きい木の大きい柿、左が小さい木の小さい柿。小さい柿の方が嵩が高いので、写真だと違いははっきりしませんが、
同じ面に置いてみると大きさの違いは一目瞭然でした。
ところで、今年は我が家の柿は1つも生っていません。
まず、いただいてきた柿を干してみます。そしてもっとつくれる余裕があったら、夫を無理やり引っ張り出して、大きい梯子で採れる立派な柿をもう少しいただいてこようと思います。
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