早とちりのリベンジで、昨日は横浜にまた、タイでつくってもらったラタンの長椅子を取りに行ってきました。
トラックを借り、湾岸高速を通り、レインボーブリッジを渡って、2時間かけて本牧ふ頭の税関に行き、書類をもらったあと、その書類を持って、大さん橋にある税関に行き、書類にハンコをもらいました。
その書類を持って荷物が保管されている山下ふ頭の倉庫に着いたときは、ちょうどお昼休みと重なってしまっていました。
昔は、お役所の方が昼休みを取り、民間の方は休みなしだったような気がしますが、逆転していて、最近はしっかり昼休みを取るのは民間の方です。
仕方がない、港湾内にあった海員食堂でお昼を食べてから、事務所の前に並びました。1時に事務所が開き、税関の書類やインボイスを渡し、いよいよ荷物受け取りとなりました。荷物が大きいのはわかっていましたが、頑丈な木箱が組んであって重いこと、椅子だけなら2人で持てると思いますが、箱入りだと10人がかりでも持てるかどうか、フォークリフトで荷台に乗せてもらうと、トラックが沈みました。
荷台が3メートルのトラックを借りたのですが、木箱が大きくて、後アオリを閉めることができなかったので、念入りに紐を掛け、再び本牧ふ頭の税関に税金を払いに行きました。
別送荷物にしてあったので、払う税金は高くないのですが、中身を見せるために荷物を調べる建物の中に入らなくてはなりませんでした。
さて、どうやって中身を調べるのでしょう?せっかく丁寧に紐を掛けたのにと見ていると、夫が税関の人たち3人に、人力では持ち上がらないと説明しています。ああだこうだとしばらく話し合った後、「有料だけどフォークリフトが使える」という話になりました。
見回すと、フォークリフトがありました。1回につき3000円、降ろして積んでなので、6000円かかります。高い!
そのくらいただでやればいいのにと思いましたが、税関の職員と言うわけではなさそう、背に腹は代えられず、お願いしました。
紐をほどき、フォークリフトで降ろした荷物の行く先を見ると、一角にXレイの設備がありました。箱を開けるわけではないと知り一安心。インパクトドライバーも持って来ていたのですが、箱は厚みのある木をビス止めしたものではなく、釘止めしてありました。
ちなみに、ほかのコンテナ車たちは建物の中に入らず、段差のある場所につけて、中身を開いて目で確かめたり、X例を通したりしていました。テーブルの上に乗っているのは、そのコンテナ車の一つの開けられた段ボール箱です。
武器のような形あるものだけでなく、覚せい剤などもXレイでチェックできるのか、長椅子の箱の検査はすぐ終わりました。
その日のうちにトラックを返さなくてはと、我が家に着いたら急いでユンボで箱を降ろしました。f邸はまだ建設中なので、しばらくは我が家で預かるのです。
昨日は満月、トラックを返して家路につく頃には橙色のお月さまが上っていました。
この日は富士山は見えませんでした。
2 件のコメント:
『令和のラタンソファ大作戦!』 本当に本当にお疲れ様です。
読み進む中、何度も何度も、普通の根性ならとっくの昔に諦めてしまうような困難をくぐりぬけていただき、ありがとうございました。
これは、後世に語り継いでいきます。
新居に無事、納まる日が楽しみです。
afさん
気にしないでください。計画時はいつも「できるかしら?」と不安ですが、いざとなると何とかできるもので、「なんだ、終わり良ければ総て良しじゃないか」となりますから(笑)。
実は、行きは3時間半以上かかってしまいました。下見したからと余裕でナビを切っていたら高速の分岐点で間違えて、出たい出口に行く道をあと一歩のところで別の方向に行き、とんでもないところを回ったりして時間を喰いましたが、恥ずかしくて2時間とかっこつけてしまいました(笑)。
そのおかげで、海員食堂で食事することになり、400円のラーメンにたっぷりメンマが入っているのを味わえたなど、楽しくやってきました(^^♪
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