メキシコの、ブリキでできた生命の木です。
土の生命の木は数々あるけれど、ブリキの生命の木もいろいろあるのかどうか、ブリキ職人が腕試しをしたくてつくってみたのか、貧しくて土の生命の木を手に入れることができない「生命の木好きの人」がブリキ職人に頼み込んでつくってもらったのか、形は土の生命の木を模しています。
真ん中のガラス窓は、写真を飾るためのものです。窓を持ち上げて、家族の写真など、裏からはさめるようになっています。
ろうそく立ては、3つあったものが、向かって左側の1つが失われています。
細い針金を使ってはんだづけにした飾りは天使、太陽、月、
花、鳥、
蝶、ハート、牛、星、
そして羊、どれもかわいらしく、味のあるものです。
葉っぱはすべて、別につくってくっつけたものではなくて、幹とつなげて切り抜いたものですが、つけ根のところを上手に叩いて、立体感を出しています。
2 件のコメント:
春さんのお手持ちは、渋くて上品ですね。
私もブリキは降誕人形など入手してきましたが、
良さげに言えばキッチュ、普通に言えばケバくて目が痛いです☆
額縁部分ですが、人物の写真を入れると、系コワイ系になるといけないので
デコパージュ的に、生命の木の世界観に合う写真や、
せっかく4コマなので、起承転結の画像やイラストを入れたら、中々面白いかと思います。
ブリキ玩具は空き缶の再利用を多く見かけましたので、
蝋燭立ての補足も、色目的にカニ缶のようなもので代用できないでしょうか。
家を建てるほどの春さんなら、お手のものですね。
たぶん、あるがままの時代感を1ミリも壊したくないお気持ちなのでしょう。
茶々丸さん
いろいろありがとうございます。私がその昔、最初に手にしたメキシコのブリキ細工は空き缶利用のラッパと笛でした。確か握ったり緩めたりすると戦うボクシング人形も空き缶利用でした。
最近は何かつくろうとしても全部中途半端になるので、大工仕事以外は手が出せないし(笑)、修理は、無理、無理です。ブリキを曲げようとしてしわくちゃになるとか、変な風にはんだ付けしてしまうとか、容易に想像できます。
誰かが修理した木鉢とかひょうたんとかお皿とか、修理してないものより好きなのですが...。
でも、いつか薄いブリキを見かけたら、丸く切って、試しにひだを寄せてみますね。
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