2026年9月26日土曜日

韓国と中国の竹細工

このところ机まわりの大片づけをしている夫が、
「これ、二階の本棚に入る?」
と大型本を私に見せました。
夫も執筆している、大切な古い本でした。
あまり本を読み返さない夫の本は、作業棟の壁の上の方に押し込めてしまって、母屋の使い勝手のいい本棚は全部私が占領しています。
私は何かにつけて本を見返すので、この配置は仕方ないのですが、ちょっと後ろめたさがないわけではありません。
「いいわよ」


本棚はぱんぱんに詰まっているので、何かを取り出さなくてはなりません。物色していたら、背表紙に「ゲーム」と印刷した紙が貼ってあるファイルがありました。


ファイルを開いてみたら『GAMES AROUND THE WORLD』という、1981年にUNICEFが発行した、本ではなくばらばらの印刷物でした。


目次があり、ボール遊び、あやとり遊び、棒遊び、脳トレ遊び、ボードゲーム、かけっこ、ビー玉遊び、問答遊び、工作とあるのですが、

あやとりのいろいろ。上から、ガーナ、ギアナ、フィリピン

その遊びの写真はなく、遊び方が図解されている遊びはあやとりなど少数で、誌面の半分では国の紹介がされています。


例えばボール遊びとして、ナイジェリアのドッジボールが紹介されていて、遊び方の解説もされていますが、まったく別の写真が載っています。
というわけで、ユニセフがこの印刷物を何のためにつくって、どう使ったのかは不明ですが、どの遊びも少ない材料でたくさんの子どもたちが気軽に遊べる遊びばかりであるのは確かでした。


さて、表の写真の中に韓国の写真がありました。
店先で子どもたちが自転車籠に入って、楽しそうに笑っています。
「韓国にも自転車籠があったんだ!」
元々中国から伝えられたものだろうから(と言っても、いつ頃?)、中国にも韓国にもあるだろうとは思っていたのですが、写真で見たことはありませんでした(この写真はその昔見たはずだけど)。自転車籠は、そっくりもそっくり、まったく同じです。これが、東南アジアまで行くと、運搬用の籠は、まったく違った形をしています。

韓国の遊びとして紹介されていたのは、大人や子どもが輪になってするゲームで、大人数で遊べるゲームです。まず鬼を決め、鬼は両手で耳を塞ぎます。それを見た鬼の右隣の人は左手で左耳を塞ぎ、左隣の人は右手で右耳を塞ぎます。
間違えなかったら、鬼は新しい鬼を指名して続けますが、モタモタしたり、間違えたりした人が輪から抜けていって、最後まで残った人が勝ちというゲームだそうです。


そして、別の紙の表紙になっていた中国のベビーベッド、モノクロ写真だけでの判断ですが、たぶん竹製、籠師さんが目にも止まらない速さで、しかし丁寧に編んだものに違いありません。
ベビーベッドといい、乳母車といい、子どもへの優しい思いが伝わってきます。
この冊子が発行された1981年は、私が初めて中国を訪れた年ですが、人々は皆人民服を着ており、移住の自由は制限されていて、一人っ子政策が取られていた時代でした。
ちなみに、中国の遊びとしては、凧づくりが紹介されていました。





 

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