2024年8月11日日曜日

水っぽいかぼちゃの料理

毎年、かぼちゃくらいは育てようと思いながら、春先は何かと忙しく、気づくと時を逸していて、しげりはじめたよその畑のかぼちゃを恨めしく眺めるばかりです。

さて、農産物直売所でかぼちゃを選ぶとき、大きさも値段も千差万別で、どれにしようかといつも迷ってしまいます。先日、てんぷらにするために買ったかぼちゃは、選ぶのを失敗してしまいました。値段はそこそこ、形がよくて重いものをと選んだのに、ちょっと若すぎるとき収穫したのか水っぽいのです。
てんぷらには4分の1使っただけ、残りをどうしようかと思ったとき、突然、タイの農家で食べた料理を思い出しました。タイの農村に行ったとき、よくヴィチットさんの家に泊めてもらったのですが、そのときも泊めてもらうつもり、途中の市場で豚肉とかぼちゃを買って行ったら、ヴィチットさんのお母さんがつくってくれた料理でした。


長年つくってないので適当ですが、タイ料理だからニンニクをふんだんに使っているの違いないとたっぷりのニンニクと唐辛子を炒め、かぼちゃを加えました。


そこに豚のこま切れ肉を加え、水も少量加えて、かぼちゃに火が通ったらナンプラーと胡椒で味つけしました。


隠し味程度にちょっと砂糖を入れればよかったかしら?
しかし懐かしいタイ中部の田舎の味。これに、すっぱいのやら苦いのやら、その時々の生の草を添えてごはんと指で混ぜながら食べるおいしさ、懐かしく思い出しました。ほくほくしてないカボチャならではのおいしさでした。







2 件のコメント:

af さんのコメント...

水っぽいカボチャの食べ方。なるほどです。コリンキーというのが最近ありますが、あれも、この調理方法でもいいでしょうか?やってみようかな。
近所のHさんの家では、柿畑の地面にカボチャがはってました。八郷ではどの家でも地面を有効に使っておらますよね。そして、これでもかっていうぐらい綺麗に草取りされてて・・・。

さんのコメント...

afさん
昔の農家の女性は「草が生える前に摘む(引く)」というくらい、自然と手の方が動いたようです。なかなかそうはいきませんが。
かぼちゃは地を這わせるのもよし、低い橋のようなものをつくって上らせるのもよし、塀に登らせたり、少しならどこでも栽培できるのに、今年もつくれませんでした。