あんてぃかーゆのブログでこの人形を見たときびっくりして、すぐ連絡して、手に入れることが出来ました。
大正時代、あるいは昭和初期の古い人形ですが、ほとんど傷んでいません。
何故びっくりしたか?
おもちゃ骨董のさわださんのところから来た、同じ型でつくられたと思われる
黒猫抱きの磁器人形を持っていたからです。
並べてみると、着物の柄も似ていて色遣いは同じ、同じ工房でつくられたものに違いないのですが、黒猫の方が心持背が高いのはなぜでしょう?
磁器だから、焼いた時の縮み具合が違ったということも考えられますが、黒猫は頭だけが大きいようにも見えます。
台には、〇に「サ」の刻印が入っています。
底に貼ったシールはどちらも破れていますが、2つ合わせて「特製」と読めます。おそらく失われた部分には〇に「サ」が描かれていたのでしょう。
それにしても、型に流し込んだ材料がうっすい薄い! 中をのぞくと光が透けて見えます。
大空襲や大震災を逃れて、よく生き残っていたものです。
抱かれた猫は、ちゃんと招いています。
2 件のコメント:
奇跡としかいいようがないですね!古いものなのに色が全く褪せていないことに驚きです。
hiyocoさん
すごいでしょう? 普通背が高いのでうっかり倒して割ってしまいそうな人形です。それが2つもそろうなんて。
世界一の招き猫コレクターの荒川千尋+板東寛司夫妻も持っていらっしゃらなかった代物です(^^♪
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